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あるLeicester City FCファンのブログ

20/21 第8節: メンタリティの成長

第8節 v Wolverhampton Wanderers (H)

VardyのPKで先制してもう1本PKは止められてしまいましたが、SchmeichelのNevesに対するビッグセーブがそれを帳消しにしてこれで6戦6勝。順位表でも1ポイント差ながらトップに立ちました。ニュースサイトではトッテナムの方が優勝を期待されている記事ばかり出てくるところを含め、最近の勝ち切ってしまうレスターはちょっと15/16シーズンを思い出させるような気も。ELも含めて記録ラッシュの滑り出しのようです。

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板についてきた3-4-2-1

今回も3バックでしたが、だいぶ馴染んできたのではないでしょうか。といっても、この節は低いブロックではなく前にプレッシャーをかけるシーンが多くありました。Jiménezのポストを警戒したのかなと思います。フォーメーションもミラーでお互いプレスに行くので、ボールの奪い合いになったことがスタッツにも現れています。Vardyの2本目のPKが止められても、後半に攻め込まれる時間が増えても、勝ち切ることができたのも3バックでの自信がついてきたことが一因だと思います。

Maddisonの存在感

ボールの行ったり来たりが多い中で、Maddisonがボールを持つとファイナルサードまで行くし、マイボールの時間も伸びていた印象でした。囲まれても細かいタッチでキープするし、スルスルと前に進んでしまうプレーはさすがでした。怪我からの復帰以来出場時間も伸びてきて、試合の多い中で周囲も含めてコンディションをうまくキープしてくれることを願いたいです。

今節見えた弱点と次節に向けて

代表ウィークを挟んで、次節はリヴァプールとの対戦です。マンC、アーセナルを撃破して次はどうなるか、楽しみにしたいと思います。

今節の後半にはウルヴズがWBを引き出してCBとの間を突くようなプレーを仕掛けてきて、ピンチが増えました。昨シーズンのリヴァプール戦ではManéがSB裏を突いてEvansを抜いていったところから失点しているので、同じ形を作られないようにしないといけません。3バックで行くとしたら、右CBがJustinになってもFofanaになっても、Manéに対してどれだけついていけるか頑張りどころでしょう。これまではサイドに突破されてもクロスをゴール前で跳ね返し続けましたが、独力で突破してくるタイプにはどう対処するか注目です。

トッテナムをはじめほかのチーム次第でもありますが、アンフィールドでの一線を終えてまだトップにいられたら優勝争いにも本格的にからめる気がするので、レスターの頑張りに期待です。